希薄化3兄弟
- 2018/05/22
- 20:00
今日は希薄化3兄弟をさらっと復習です
長期投資家が先々の企業価値を算定する上で注意すべきもののなかには
長男 増資
次男 S.O.
三男 R.S.
この3兄弟があります
私の言葉で言い換えると順に
増資、社員/役員増資、役員贈与です
共通しているのは、いずれも自己株式や新株を割り当てるところです
新株を割当てるといわゆる希薄化を生じます
増資で一般的なのは第三者割当増資といって
文字通り第三者が出資をして株式を受け取ります
次男のS.O.は新株予約権というのを一発カマスことにより
長男の増資より低リスクにしておまけです
その後は
なんてことはなく、上記の第三者が社員や役員になったようなものです
三男のR.S.に至っては
増資ですらなく、その実態は贈与です
株式を役員にあげます
R.S.導入のIRにごちゃごちゃと書いてあるR.S.の仕組みそれ自体は
投資家さんはあまり気にしなくていいと思います
会社法という硬派な法律を真に受けると「あげちゃう」
という曲がったことはできないので
それをうまく回避するには
これぐらい色々やらないとダメだったという結果だと私は理解しています
譲渡制限云々の箇所は
もらって翌日売ったら
さすがに役員さんが儲かっただけに過ぎるので
3年以内の定められた期間は持っててねということです
そしたらその間お仕事頑張ってくれるよね?と
最近生まれた三男のR.S.甘すぎる
と思う方もいるかもしれませんが
まだ幼いので許してください
上場企業ともなると
役員さんが
儲かったから俺の報酬1億というのもそう簡単にできないケースがあり
株式を使って融通を利かせたとみることもできそうです
また、S.O.も実は限りなく無リスクにすることもできます
長期投資家が先々の企業価値を算定する上で注意すべきもののなかには
長男 増資
次男 S.O.
三男 R.S.
この3兄弟があります
私の言葉で言い換えると順に
増資、社員/役員増資、役員贈与です
共通しているのは、いずれも自己株式や新株を割り当てるところです
新株を割当てるといわゆる希薄化を生じます
増資で一般的なのは第三者割当増資といって
文字通り第三者が出資をして株式を受け取ります
次男のS.O.は新株予約権というのを一発カマスことにより
長男の増資より低リスクにしておまけです
その後は
なんてことはなく、上記の第三者が社員や役員になったようなものです
三男のR.S.に至っては
増資ですらなく、その実態は贈与です
株式を役員にあげます
R.S.導入のIRにごちゃごちゃと書いてあるR.S.の仕組みそれ自体は
投資家さんはあまり気にしなくていいと思います
会社法という硬派な法律を真に受けると「あげちゃう」
という曲がったことはできないので
それをうまく回避するには
これぐらい色々やらないとダメだったという結果だと私は理解しています
譲渡制限云々の箇所は
もらって翌日売ったら
さすがに役員さんが儲かっただけに過ぎるので
3年以内の定められた期間は持っててねということです
そしたらその間お仕事頑張ってくれるよね?と
最近生まれた三男のR.S.甘すぎる
と思う方もいるかもしれませんが
上場企業ともなると
役員さんが
儲かったから俺の報酬1億というのもそう簡単にできないケースがあり
株式を使って融通を利かせたとみることもできそうです
また、S.O.も実は限りなく無リスクにすることもできます
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